ニュースを見たあと、なんだか気持ちが重くなる。
そんな経験、ありませんか。
実はそれ、あなたが心配性だからではないんです。
私たちの脳は、もともとそういうふうにできているんです。
今日はそんな話を、ゆるっとしていきますね。
脳は「こわいこと」を覚えやすい
人間の脳は、悪い知らせのほうに強く反応するようにできています。
良いことよりも、こわいことのほうが、記憶に残りやすいんです。
これは「ネガティビティバイアス」と呼ばれています。
なんだか難しそうな言葉ですが、意味はシンプルなんです。
「悪いことのほうに、心が引っぱられやすい」。
ただ、それだけのことなんです。
そしてこれは、あなたの性格の問題ではありません。
大昔、危険を早く察知できた人のほうが、生き延びやすかった。
だから私たちの脳には、この仕組みが今も残っているんです。
つまり、こわいニュースに反応してしまうのは、ごく自然なこと。
むしろ、ちゃんと脳が働いている証拠なんです。
不安な話ほど、広がりやすい
もうひとつ、知っておきたいことがあります。
情報の世界では、不安を誘う話題ほど広がりやすいんです。
うれしいニュースよりも、こわいニュースのほうが、たくさんの人の目に留まる。
だから自然と、あちこちで拡散されていきます。
その結果、私たちのもとには、こわい話ばかりが集まりやすくなっているんです。
脳は悪いことに反応しやすい。
世の中は不安な話を広げやすい。
このふたつが重なると、どうなるか。
気づかないうちに、暗い情報にどっぷり浸かってしまうんです。
気持ちが重くなるのも、無理はありませんよね。
世界は、本当に悪くなっている?
ここで、おもしろい話をひとつ。
実は犯罪の数は、昔より減っているんです。
それなのに、体感ではむしろ悪くなっている気がする。
そんな人が、とても多いんです。
世界は少しずつ良くなっているのに、画面の中だけが暗く見える。
そのズレが、いつの間にか生まれているんです。
私たちが見ているのは、世界のすべてではありません。
切り取られた、ほんの一部分。
しかもその一部分は、こわい話に寄りがちなんです。
だから「世界が暗い」と感じても、それが本当とは限らないんです。
まとめ
もし最近、世界がどんより暗く感じるなら。
ためしに一週間だけ、ニュースから離れてみてください。
スマホを少し置いて、空でも見上げてみる。
それくらいで、ちょうどいいんです。
すると不思議なもので、見えている景色が、少し変わってきます。
世界が変わったわけではありません。
あなたの目に映るものが、変わるだけなんです。
気持ちが重くなるのは、あなたが弱いからではありません。
ただ、脳と情報の仕組みに、ちょっと振り回されていただけ。
そう思えたら、肩の力が、すっと抜けていきますよ。
HAPPY NICE!
