もう会社には行かない

【告白】「目標を紙に書けば成功する」を信じて絶望した私の話

内向型カズアカ

私は今まで数多くの転職を繰り返してきました。40代後半で心身とも崩壊し失業を機に自分の生き方と働き方を見つめ直しました。その後、派遣社員となり、50代後半でアトピー悪化と網膜剥離の緊急手術となり強制終了。今後は、自分の価値観(自分軸)を優先して生きていくことを決意しました。

おはようございます、
丁寧に淹れた温かいコーヒーを
ゆっくりと口に運びながら、
澄んだ秋の外の景色を眺めているカズアカです!

まず、大きく息を吸って、
肩の力をふっと抜いてみてください。

胸にそっと手を当ててみると、
トクトクと静かに脈打つ鼓動が
感じられるはずです。

息をしているだけで、私たちは
この世界の完璧な循環の一部なんですよね。

日常の思考のノイズを一度手放して、
リラックスして読んでみてください。

さて。

いきなりですが、
あなたに一つお聞きしたいことがあります。

目標を立てても、
なぜか続かない……。

あなたは、そのたびに、
「自分は意志が弱いんだ」と
自分を責めてきませんでしたか?

新しい手帳を買ってきて、
年頭や月初に綺麗な文字で目標を書き込む。

「今度こそ自分を変えるぞ」と、
気合を入れる。

けれど、数週間も経つと、
その手帳を開くことすら億劫になり、
気づけば、いつもと同じ日常に戻ってしまう。

そして年末や月末になるたびに、

「ああ、またダメだった……」

「なんでオレは、こんなに目標を達成できないんだろう」

と、自分を責めて、
深い無力感に打ちひしがれる。

もし、あなたがそんな経験を繰り返してきたなら、
今日、声を大にしてお伝えしたいことがあります。

原因は、あなたの意志の弱さではありません。

あなたが悪いのではないのです。

なぜなら、世の中に広まっている目標設定の方法は、
実は間違っているものが多すぎるからです。

私はこれ、本当に深刻な問題だと思っています。

世間の「常識」や自己啓発が教えてきたやり方は、
人間の脳や科学の仕組みを無視した、
根拠のないデマばかりだからです。

今回から4回にわたって、その間違いを検証しながら、
科学的根拠のある目標設定の方法をお伝えしていきます。

第1回目の今日は、
あなたもおそらく一度は耳にしたことがある、
あの超有名な教えについてです。

「目標を紙に書けば成功する」

……この話、聞いたことがありませんか?

自己啓発本やセミナーなどで、
決まって語られる定番のエピソードがあります。

いわく、

「かつてハーバード大学で、
卒業する学生を対象にした追跡調査が行われた。

卒業時に『自分の目標を紙に書いていた学生』は、
全体のわずか3%しかいなかった。
残りの97%は、目標を書いていなかった。

そして20年後、彼らを追跡調査したところ、
なんと紙に目標を書いていた3%の卒業生の資産総額が、
残り97%の全員の資産総額を上回っていた」

……という話です。

この話を聞かされたら、

「やっぱり、紙に目標を書くことが大切なんだ!」

「成功者はみんな書いているんだ!」

と、素直な人ほど信じてしまいますよね。

かつての私も、完全に信じ切っていました。

ノートを何冊も買ってきて、
「月収〇〇万円」「〇〇を達成する」と、
毎日必死になって紙に目標を書き殴っていました。

でも、現実は何一つ変わらなかった。

変わらないどころか、
書いた目標と現実のギャップに押しつぶされ、

「こんなに書いているのに達成できないなんて、
オレは救いようのないダメ人間なんじゃないか」

と、自分の自己肯定感をズタズタに削っていたのです。

しかし、ある時、衝撃の事実を知りました。

この「ハーバード大学の3%の調査」、
ただの都市伝説(デマ)だったのです。

論文や研究記録を探しても、
世界中のどこにも存在しません。

Google Scholarで検索しても1件も出てこない。

他の学術論文から引用された形跡も一切ない。

しかも、ある本では「ハーバード大学の研究」と書かれ、
別の本では「イェール大学の研究」と書かれている。

大学名がコロコロ変わるんですよね。

あれ、なんか怪しくないですかw

不審に思ったイェール大学が、自ら公式に
「うちの大学で過去にそんな調査が行われた記録があるか」
を徹底調査したところ、
研究の記録は、1つも見つかりませんでした。

20年間もの大規模な追跡調査が、
大学の公式記録に一切残っていないなんて、
あり得ない話ですよね。

一人や二人で20年間も追い続けられるようなものではないのに、
記録が1つもないのです。

さらに、イギリスのジャーナリストである
オリバー・バークマン氏も、
イェール大学の資料室の責任者に直接電話をかけ、
「そのような研究は実在しない」という確認を取っています。

そして極めつけは、アメリカの雑誌記者のエピソードです。

この記者は、この話をセミナーや本でよく使っている
自己啓発の有名人たちに、
「この研究は、どの論文に載っていたのですか?」と
順番に突撃取材をしました。

まず、超大物のアンソニー・ロビンズに聞くと、

「自分はよく知らないから、ブライアン・トレーシーに聞いてくれ」

と言われます。

そこでブライアン・トレーシーに尋ねると、

「自分はよく知らないから、ジグ・ジグラーに聞いてくれ」

とたらい回しにされます。

そしてジグ・ジグラーに尋ねると、なんと、

「自分はよく知らないから、アンソニー・ロビンズに聞いてくれ」

と言われたそうです。

見事に最初の人に戻っちゃったんですw

ループが完成したんです。

あちこち聞きまくっても、結局よくわからない。

ザ・たらい回し。

まるでドラクエのお使い状態ですw

誰も根拠を知らない。
誰も原典の論文を読んでいない。

それなのに、さも「科学的な事実」であるかのように、
世界最高峰の有名大学の名前を勝手に借りて、
何十年もデマを垂れ流し続けていたのです。

そしてその結果、何が起きたか?

根拠のない教えを真面目に信じた何百万人もの人たちが、

「紙に書いたのに達成できなかった」

「続けられない自分は意志が弱いんだ」

と、いわれのない無力感と自己否定に苦しめられてきたのです。

科学的根拠がなければ、目標を立てても
達成できるわけがありません。

だから私はあなたに伝えたいんです。

目標を達成できないからといって、
自分を責める必要はありません。

自己肯定感を下げる必要もありません。

単に、根拠のある目標設定の方法を
教わってこなかっただけなのです。

人生を変えるために、一つ心にとめておいてほしいことがあります。

「自分が今まで学んできた目標設定の方法は、デマや嘘ばっかりなんだ」

と理解することです。

この心理的な痛みを受け止めないと、
本当に効果のあるアプローチで人生を変えることは難しいのです。

これまでの思い込みを一度、綺麗に手放してみませんか。

次回は、あなたが教わってきたもう一つの呪縛、
「目標は具体的に書け」という教えに、
科学的な根拠がまったくない理由をお伝えします。

あなたのペースで、大丈夫です。

焦らず、内なる納得感を大切にしていきましょう。

それでは今日もハッピーナイスで!

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