おはようございます、
丁寧に淹れた温かいコーヒーを
ゆっくりと口に運びながら、
外の澄んだ景色を眺めているカズアカです!
まず、大きく息を吸って、
肩の力をふっと抜いてみてください。
胸にそっと手を当ててみると、
トクトクと静かに脈打つ鼓動が
感じられるはずです。
息をしているだけで、私たちは
この世界の完璧な循環の一部なんですよね。
日常の思考のノイズを一度手放して、
リラックスして読んでみてください。
さて。
もしあなたが今、
「今日こそやるぞ」と強く決意したのに、
気づいたら夕方になっていて、
「今日も何もできなかった……」と
自分を責めて、ため息をついているなら。
今日のお話はきっと、
あなたの背中に背負い込んだ重い荷物を
ふっと降ろすきっかけになるはずです。
あなたは、こんな経験はありませんか?
朝起きたときは、
「よし、今日こそあの作業を進めよう」
「今日こそ人生を変える一歩を踏み出そう」と
意気込んでいたはずなのに。
いざ机に向かっても、
なぜか体が重くて動かない。
気が散ってスマホを触ってしまい、
時計の針だけが残酷に進んでいく。
そして夕暮れ時、沈みゆく夕日を見ながら、
「なんでオレは、こんなに意志が弱いんだろう」
「自分はなんてダメな怠け者なんだろう」
と、心の底から自己嫌悪に陥ってしまう。
もし、あなたがやる気を出したいのに
どうしても上手くいかないのだとしたら。
最初にはっきりと、
お伝えしたいことがあります。
それは、あなたの意志の弱さでも、
根性不足でもありません。
あなたが怠け者だから、
行動が続かないわけではないんです。
なぜなら、やる気に大きく関わっているのは、
気合いや根性といった精神論ではなく、
肉体の「ホルモン」だからです。
つまり、あなたのやる気が続かないのは、
意志が腐っているからではなく、
ただの「ホルモン不足」かもしれないんです。
「えっ、やる気とホルモンに何の関係があるの?」
と驚かれたかもしれません。
実は、私たちのやる気や行動力、自信に
決定的な影響を与えている主役が、
「テストステロン」という男性ホルモンなんです。
(※男性ホルモンと呼ばれていますが、
女性の体内でも極めて重要な役割を果たしています)
スタンフォード大学の神経科学者である
アンドリュー・ヒューバーマン博士は、
非常に興味深い言葉を語っています。
「テストステロンは、男女どちらにとっても、
『努力を気持ちよくする』効果がある」と。
努力そのものを、
快感に変えてしまうホルモン。
それがテストステロンなんです。
逆を言えば、このホルモンが足りていない状態では、
どんなに歯を食いしばっても、
努力が苦痛でしかなくなります。
ここで少し、現代の過酷な現実を
お話しさせてください。
いま、世の中全体で、
人々のエネルギーが静かに、
しかし確実に枯渇しています。
たとえば、マイアミ大学などの研究チームが発表した
衝撃的なデータがあります。
若い男性のテストステロン値は、
1999年から2016年のわずか17年間で、
約25.5%も低下しているんです。
さらに、ヘブライ大学などの研究によれば、
男性の精子濃度は、1973年から2011年の約40年間で、
なんと52.4%も半減してしまいました。
また、18歳から39歳の男性のおよそ4人に1人が、
一度も性交渉を経験しないまま大人になっている。
1992年には20%だった割合が、
近年では25.8%にまで増えているのです。
これらは単なる性的な話ではありません。
人間が本来持っている「生命力」や「生きる活力」、
何かに向かって挑戦しようとするエネルギーそのものが、
構造的に削り取られている証拠なのです。
特に、テストステロンの急激な低下は、
ダイレクトに「やる気の減退」や「無気力」を引き起こします。
その最もわかりやすい証拠が、
医療の現場における「男性更年期」の治療です。
40代や50代、あるいは早い人では30代から、
急に意欲がなくなり、集中できず、
ベッドから起き上がれなくなる男性がいます。
そうした方々に対して、医療現場で
「テストステロン補充療法(注射などでホルモンを補う治療)」
を行うと、何が起こるかご存知でしょうか。
まるで魔法のように、
失われていた活力や行動への意欲が、
一撃で劇的に回復するケースが多々あるのです。
もし、やる気というものが
個人の「意志」や「気合い」だけで決まるものなら、
体液の中にホルモンを数ミリリットル足しただけで、
ここまで人が劇的に変わるはずがありませんよね。
やる気は、精神論ではないのです。
完全なる「ホルモン論」なのです。
だからこそ、私はあなたに伝えたい。
動けない自分を、
どうか責めないでください。
たとえば、車を思い浮かべてみてください。
燃料タンクが完全に空っぽで、
ガソリンが一滴も入っていない車があるとします。
その車のハンドルを握りしめ、
アクセルペダルを床が抜けるほど力いっぱい踏み込んでも、
車は1ミリも前に進みませんよね。
当たり前です。燃料がないのですから。
動かない車に向かって、
「なぜ走らないんだ!」「お前は気合いが足りない!」と
ムチを打つ人はいません。
……というか、白状すると、
かつての私がまさにそれをやっていたんです。
30代の頃、過酷な労働環境の中で、
朝憂うつな気分で車のエンジンをかけ、
重い体を引きずって職場へ向かっていました。
感情を押し殺し、マシンのように作業をこなし、
夜遅くにへとへとになって帰宅する。
体はとっくに限界を迎えてガス欠状態なのに、
「もっと努力しなければ」
「オレはまだ甘えている」
と、自分に対してムチを打ち続けていたのです。
その結果どうなったか。
自律神経は完全に崩壊し、
体が悲鳴を上げて動かなくなるという
手痛い強制終了を経験しました。
ガス欠の体に、精神論のムチを打っても、
壊れてしまうのは当然だったのです。
でも、安心してください。
車にガソリンを給油すれば再び力強く走り出すように、
私たちのやる気も、科学的なアプローチで
確実に取り戻すことができます。
テストステロンは、男女関係なく、
日々の適切なアプローチによって
自分で育て直すことができるのです。
実際、閉経後の女性にテストステロンを補充した臨床試験でも、
失われていた意欲やエネルギーが
有意に回復したと報告されています。
やる気は、気合いではなく仕組みで作るもの。
ただし、ここで一つだけ、
現実的な注意点をお伝えしておかなければなりません。
生活習慣を整えたり、ホルモンの土台を作ったりして、
テストステロンが本格的に安定するまでには、
どうしても「数週間から数か月」の時間が必要です。
「えっ、数か月も待たないといけないの?」
と不安に思うかもしれません。
ですが、安心してください。
即効性のある「応急処置」も存在します。
それが、テストステロンと「ドーパミン」を
組み合わせるアプローチです。
ヒューバーマン博士は言っています。
「ドーパミンとテストステロンが手を組むことで、
真のやる気が作られる」と。
やる気には、2人の主役がいます。
テストステロンが「やる気の土台(数週間〜数か月)」だとすれば、
ドーパミンは「やる気のスイッチ(数秒で点火)」です。
土台をじっくり作りながら、
同時にドーパミンのスイッチを上手に押してあげることで、
今すぐ動き出すことだって可能になります。
今回はまず、
「動けないのはあなたのせいではなく、ホルモンの問題だった」
という事実だけを受け止めて、
自分を許してあげてください。
次回からは、スタンフォード大の研究をもとに、
テストステロンが脳に与える意外な影響や、
世の中にあふれる「実は効果がない間違ったテストステロン情報」、
そして具体的な増やし方について、
じっくりとお伝えしていきますね。
あなたのペースで、大丈夫です。
それでは今日もハッピーナイスで!
