定年は、みんなのゴールになっている
「あと何年で定年だ」って、指折り数えたことありませんか?
定年って、サラリーマンにとって一種のゴールみたいになっています。
あと10年。あと5年。それまで頑張ろう、と。
でも、ちょっとだけ立ち止まって考えてみてください。
それって、人生のほとんどを「我慢の時間」にしてるってことなんです。
「定年後にやろう」の落とし穴
定年したら旅行に行こう。 定年したら読書を楽しもう。
定年したら趣味に没頭しよう。
こういう計画、きっと多くの人が持っていると思います。
でも、これには大きな落とし穴があります。
「定年後も、今の自分と同じでいられる」っていう前提で考えてしまっていることなんです。
実際はどうでしょうか。
体力は確実に落ちます。
あれほど行きたかった場所も、足腰が弱ると気持ちが萎えます。
一緒に行こうと思っていた人が、もういないかもしれません。
「あの時やっておけばよかった」と後悔する人が多いのは、こういう理由なんです。
モンテーニュが残した言葉
フランスの哲学者モンテーニュは、こんなことを言っています。
「いつ死ぬかわからないからこそ、いつ死んでもいいように生きるべきだ」と。
別にこれは、「今すぐ会社を辞めろ」という話じゃありません。
ただ、楽しみを全部先送りにして生きるのは、けっこうリスクが高いですよ、ということなんです。
ご褒美は「今日の中」にしかない
定年まで頑張ること自体は、悪いことじゃありません。
責任を果たすのは立派なことです。
ただ、定年を「ご褒美」だと思うのは、ちょっと危ないんです。
ご褒美は、未来にあるんじゃなくて、今日の中にあるものなんです。
今日、たった10分でいいんです。
読みたかった本を開いてみる。
気になってたカフェに寄ってみる。
散歩しながら空を見上げてみる。
定年まで取っておこうとしてた楽しみを、ちょっとだけ先に味わってみてください。
まとめ
定年をゴールにする生き方は、一見まじめで立派に見えます。
でも、その裏には「未来の自分は今と同じ」という危うい思い込みがあります。
体も心も、環境も人間関係も、全部変わっていくものです。
だからこそ、楽しみは先送りにしないでください。
今日の10分から始めてみる。
それだけで、毎日がちょっとだけ変わり始めます。
HAPPY NICE!
