独りで幸せな日々

【連載2/7】5,127回失敗した男と、40年机に向かい続ける作家の共通点

内向型カズアカ

私は今まで数多くの転職を繰り返してきました。40代後半で心身とも崩壊し失業を機に自分の生き方と働き方を見つめ直しました。その後、派遣社員となり、50代後半でアトピー悪化と網膜剥離の緊急手術となり強制終了。今後は、自分の価値観(自分軸)を優先して生きていくことを決意しました。

おはようございます、
丁寧に淹れた温かいコーヒーを
ゆっくりと口に運びながら、
外の澄んだ景色を眺めているカズアカです!

まず、ゆっくりと息を深く吸って、
肩の力をふっと抜いてみてください。

胸のあたりに意識を向けてみると、
少しホッとする感覚がありませんか?

日常の思考ノイズを一度リセットして、
リラックスして読んでみてくださいね。

さて。

昨日の第1回目の配信では、
「事前に障害の対策を想定しておくこと(if-thenプランニング)」
についてお伝えしました。

障害が起きてから慌てるのではなく、
事前に障害を予測して対策を決めておく。

それだけで、行動を続けられる人の割合が
2倍以上になるというお話でしたね。

ただ、事前に障害の対策を決めておいても、
実際に行動してみてうまくいかないと、
どうしても落ち込んでしまい、
続ける気力が一気になくなってしまうこともあります。

あるいは、
「今日こそやろう」と思っていても、
なかなか重い腰が上がらず、
行動に移せない日もあるでしょう。

もしあなたがそんな経験をしていたとしても、
自分を責める必要はまったくありません。

人間誰しも、思い通りにいかなければ傷つきますし、
やる気なんてものは天気のように
移り変わるものだからです。

そこで今回の第2回目では、
そうした壁を軽やかに乗り越えるための
「成功者の習慣」を2つお伝えします。

この習慣を身につければ、
感情の波に振り回されることなく、
淡々と行動を積み重ねられるようになります。

ぜひ、肩の力を抜いて
最後まで読んでみてくださいね。

では、2つ目の習慣からお伝えしていきます。

成功者の2つ目の習慣。

それは、

「データ視点で考えること」

です。

ダイエットで1回食べすぎてしまったら、
「もう自分には無理だ」と全部投げ出したくなる。

英語の勉強で1回つまずいたら、
「才能がないんだ」と落ち込んでしまう。

あなたにも、そんな経験はありませんか?

多くの人は、うまくいかなかった出来事を
「自分のダメさ」や「恥」として受け取ってしまいます。

そこで取り入れてほしいのが、
失敗を「恥」ではなく「データ」として受け取る習慣です。

私が「データ視点」と呼んでいるスタンスです。

……と言っても、少し抽象的ですよね。

ここで、ある一人の人物のエピソードを
紹介させてください。

あなたも、ダイソンの掃除機をご存じですよね。

「吸引力の変わらない、ただ一つの掃除機」で
世界的に有名なメーカーです。

その創業者が、ジェームズ・ダイソン。

彼は、最初の掃除機を完成させるまでに、
5年間で何個の試作品を作ったと思いますか?

100個でしょうか?
300個でしょうか?
それとも、500個でしょうか?

違います。

なんと、5,127個です。

1年に換算すると、およそ1,000個。
つまり、1日に約3個。

作ってはうまくいかず、
作っては直す。

それを毎日、5年間も続けたんです。

すごい執念だと思いませんか?

でも、本当に大切なのはここからです。

なぜジェームズ・ダイソンは、
1日3回の失敗を5年間も続けながら、
心が折れてしまわなかったのでしょうか?

答えはシンプルです。

彼にとって、うまくいかない試作は「恥」ではなく、
「成功へ近づくための貴重なデータ」だったからです。

彼は試作が失敗するたびに、
ノートに詳細を記録していました。

何を変えたのか。

その結果、何が起きたのか。

そして、次はどこを変えるべきなのか。

つまり、一つひとつの出来事から
「情報」を集めていただけなんです。

これが「データ視点」です。

では、ここであなたに質問です。

私たちが何かに失敗したとき、
脳の中ではいったい何が起きているかご存じでしょうか?

多くの人は「落ち込む」「嫌な気持ちになる」と答えます。

失敗を「恥」として捉えてしまうと、
脳の恐怖や不安を感じる部分が強く反応し、
ストレスホルモンが分泌されます。

だから、脳がフリーズして
動けなくなってしまうんです。

一方で、失敗を「ただの観察データだ」と捉えると、
どうなると思いますか?

今度は、脳の冷静に分析する部分が
働き始めます。

起きている出来事はまったく同じなのに、
頭の中の捉え方を変えるだけで、
脳の反応する場所が物理的に切り替わるんです。

これには、科学的な裏付けもあります。

スタンフォード大学の研究で、
こんな実験がありました。

参加者を2つのグループに分けて、
事故現場のショッキングな映像を見せます。

片方のグループには、
「これは観察データだと思って、冷静に見てください」
と伝える。

もう片方のグループには、
何も伝えない。

その結果、「観察データだと思って見た」グループのほうが、
身体のストレス反応が明らかに低かったのです。

見ている映像はまったく同じ。

それなのに、捉え方を変えただけで、
脳と身体のストレス反応が変わったのです。

だからこそ、もし今日からうまくいかないことがあったら、
「データ視点」で次の3つだけをメモしてみてください。

・何をしたか
・その結果、何が起きたか
・次は何を変えるか

たとえば、英語の勉強なら、
・単語アプリを開いて暗記しようとした
・5分で飽きて覚えられなかった
・次は机に座らず、声に出して1単語だけ読んでみる

副業の発信なら、
・Xでポストを1つ投稿した
・反応がほとんどなかった
・次は最初の1行を短く問いかけにしてみる

紙のノートでも、
スマホのメモでも構いません。

成功者とは、失敗しない人のことではありません。

失敗を「恥」として抱え込まず、
「次に勝つためのデータ」として
淡々と受け取れる人のことです。

これが、成功者の2つ目の習慣です。

では、ここからは3つ目の習慣をお話しします。

3つ目の習慣。

それは、

「時刻スイッチを入れること」

です。

朝起きたときは「今日こそあの作業を集中して終わらせるぞ」
と思っていたのに、
気づいたら夜になっていた……。

あなたにも、そんな経験はありませんか?

そこでぜひ取り入れてほしいのが、
「やる気」で動くのをやめ、
「時刻」で動くという考え方です。

私はこれを「時刻スイッチ」と呼んでいます。

毎日、決まった時刻が来たら、
決まった場所に座り、
決まったことをする。

これが時刻スイッチです。

具体例を一つお話しさせてください。

あなたも、村上春樹さんをご存じですよね。

『ノルウェイの森』や『海辺のカフカ』で知られる、
世界的な小説家です。

彼には、なんと40年以上も続けている
執筆ルーティンがあります。

毎朝決まった時刻(朝4時頃)に起きて、
午前中に5〜6時間集中して執筆する。

午後は身体を動かし、
夜は早く眠る。

これを毎日同じリズムで、
40年間も続けているのです。

さすが成功者だと思いませんか?

でも、本当のポイントはここからです。

実は彼、29歳までは東京でジャズ喫茶を経営していた、
筋金入りの「夜型人間」でした。

深夜に店を閉めてから、
薄暗い台所のテーブルで小説を書く。

筆が進む日もあれば、
まったく書けない日もあったそうです。

ところがある日、彼は専業作家になることを決め、
お店を手放して生活のリズムを一変させました。

「毎日決まった時刻に机に向かう」

そうやって生活の仕組みをガラリと変えてから、
やる気の波に左右されず、
安定して名作を生み出し続けられるようになったのです。

やる気が出るのを待っていても、
やる気なんて滅多にやってきません。

でも、「決まった時刻が来たら、淡々と机の前に座る」。

そう決めておけば、やる気がなくても、
身体が自然と動き始めます。

これが、時刻スイッチです。

では、なぜ「決まった時刻」に動くと、
これほど続けやすくなるのでしょうか?

理由は、人間の脳が
「時間」によって状態を切り替える生き物だからです。

毎日同じ時刻に同じことをしていると、
脳はその時刻が近づくだけで、
自然と準備を始めます。

逆に、「いつやるか」が日によってバラバラだと
どうなるでしょうか?

脳は毎回ゼロから、
「今やるべきか?」「後回しにするか?」
という判断を迫られます。

そして、その迷いこそが、
私たちの貴重なエネルギーをごっそりと奪ってしまうのです。

仕事でも、「気が向いたら資料を作る」人より、
「毎朝10時になったら資料ファイルを開く」と決めている人のほうが、
はるかに早く進みます。

家事でも、「いつか片付けよう」と思うより、
「毎朝7時になったら5分だけ片付ける」と決めたほうが、
部屋は綺麗に保たれます。

ですので、あなたにお願いです。

今日から、「何を、いつ、どこでやるか」を
ひとつだけ固定してみてください。

朝でも、昼休みでも、夜寝る前でも構いません。
あなたが無理なく続けられる時間で大丈夫です。

たとえば、
「毎晩9時になったら、リビングのテーブルで手帳を開く」
「毎朝10時になったら、自分のマシンを開いて一番大事な作業を15分だけ進める」

大切なのは、毎日同じ時刻にやると決めることです。

成功者は、決してやる気で動こうとはしません。

決まった時刻が来たら身体が動くような、
「時刻スイッチ」という仕組みを持っているのです。

これが、成功者の3つ目の習慣です。

さて、明日の第3回では、
成功者の「4つ目」と「5つ目」の習慣をお届けします。

「目標を立てたときはやる気満々なのに、なぜか途中で動けなくなってしまう」

「必死に頑張って成果を出したのに、なぜか心が虚しい」

そんな悩みを根本から解消する、
とても重要な内容をお伝えします。

どうぞ楽しみにしていてくださいね。

あなたのペースで、大丈夫です。

内なる納得感を大切にしながら、
心地よく、自分の仕組みを育てていきましょう。

それでは今日もハッピーナイスで!

 

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