自尊感情を育む

a1130_000322

発達障害のある子は、不適応な行動がどうしても目につきやすいためについつい叱ることが多くなり
がちです。

しかし、お子さんの自信や自尊感情を育むうえでは叱りつけるよりもお子さんの良い部分を見つけて
ほめることが大事です。

発達障害のある子は、コミュニケーションの取り方が苦手だったり、学習するうえで困難な問題も生じます。
しかし、本人は故意的にそのような行動をしているのではなく、お子さんにもともと備わっている特性から
起こっています。

多くのケースでは、うまくいかないことや周囲に理解されないことで本人は大きな悩みや困り感を抱いています。

そのような場面で、うまくいかないことを叱ることで本人はますます自身をなくしてしまい、自己肯定感を持てなくなります。
自己肯定感が低くなれば、「自分には価値が無い」「自分はなにをやってもダメなんだ」ということになり、やる気を失い
人への信頼感も薄れていくことにつながる可能性が高くなります。

ですので、できないことやうまくいかないこと、不適応な行動に対して厳しく叱りつけることは好ましくなく
お子さんの良い部分やできることに目を向けてできるだけほめることを意識して接することが大事になります。

 

目次・・・発達障害家庭での接し方

1.兄弟との関わりを考慮する

 1-1.兄弟にも同じように接する配慮

 1-2.発達障害の特性について知ってもらう

 1-3.兄弟がいることのメリット

2.ソーシャルスキルを育む

 2-1.コミュニケーション術と生活術

 2-2.友達との関わりからソーシャルスキルを身につける

 2-3.無理に友達と関わることを強要しない配慮

3.本人への告知

 3-1.発達障害のことを知らせるべきか悩むときには

 3-2.子供に伝えるときに注意すべきこととは

 3-3.発達障害であることの長所も伝える

4.地域の人への理解

 4-1.地域の人にも理解してもらうように協力を求める

 4-2.子供のとの接し方について配慮してもらう

 4-3.地域の人からマナーやルールの大切さを教えてもらう

 

1.兄弟との関わりを考慮する

a0027_002719

発達障害のある子に兄弟がいる場合には、その子ばかりに注意が集中すると兄弟は不公平感を
抱きやすくなります。

そうしたことにならないためにも、兄弟にも同じように関心を寄せて不公平感を抱かせない配慮が
大事になります。

例えば、発達障害のある子にもその兄弟にも同じルールを適用して、兄弟に禁止していることは、
発達障害のある子にも禁止することです。

また、ほめる時も同じで発達障害のある子があることをしてほめたら、兄弟にも同じことをしたら
同じように評価してほめるようにするといいでしょう。

 

1-1.兄弟にも同じように接する配慮

発達障害のある子に兄弟がいる場合には、どうしても親御さんは発達障害のある子の方に注意や
関心が向きやすいために、兄弟はそのことに対して不公平感を抱きやすくなります。

こうした不公平感を抱かせないためには、それなりの配慮が必要です。

例えば、発達障害のある子が学校や幼稚園にいる時間に兄弟との時間が持てたら甘えさせる時間を
もたせるといいでしょう。

そうすることで、普段は発達障害のある子に時間を多く接したり親を独占されたような気持ちを抱くことに
対する嫉妬心の解消にもなります。

 1-2.発達障害の特性について知ってもらう

発達障害のある子に兄弟がいるのであれば、その子に発達障害のことについて理解を求めるといいでしょう。

しかし、兄弟の子に発達障害の特性について知ってもらう時には、障害名を告げずに、「計算が苦手なの」
「少し落ち着きがなく動きまわる特性なの」「他の子の気持をわかることが少し苦手なの」など発達障害の特性に
ついて説明します。

発達障害であると障害名を兄弟の子に伝えても、よく理解できなくて何か重い病気なのかと思わせてしまう恐れがあります。

ですので、発達障害の行動特性についての説明にとどめて、本人も困っていてなかなか思うようにいかないことが
多いので、周りの人たちが理解して協力することが大事であることを伝えればいいでしょう。

1-3.兄弟がいることのメリット

親御さんにしてみれば、発達障害のある子と兄弟を育てることに大きな負担を感じられるかもしれません。

しかし、発達障害のある子からしてみたら、兄弟がいることで協力したり喧嘩したり、励まし合うことなどの
ふれあいにより成人して社会に出た時の人間関係にも役立つともいえます。

現在社会では、大人になってから発達障害であることに気づいて人間関係や社会で生きにくさを感じて
いる大人の発達障害の方も多く見られます。

そうしたことからも小さいうちから兄弟とふれあうことにより関わりが持てるということは、発達障害のある子にしたら
大きなメリットと言えるのではないでしょうか。

 

2.ソーシャルスキルを育む

a1180_014790

ソーシャルスキルは、発達の過程で身についていくものですが発達障害のある子は遅れがちになります。

ソーシャルスキルが不足気味になれば、人との関わりに支障が出てきます。将来、社会に出て会社の人間関係
のトラブルやお客さんやお得意さんなどとうまく対応できなくて、それが原因で転職の回数が増えたり、職を失い
なかなか社会復帰できなくなってしまうこともあります。

そうならないためには、できるだけ低学年の時からソーシャルスキルを身につけて社会に適応できるようにしていく
ことが求められます。

2-1.コミュニケーション術と生活術

発達障害のある子の特徴として、場の空気を読むことができなくて相手とのコミュニケーションが
なかなかうまくいかないことがあります。

それは、友だとの関係においてついお友達の気にしていることを口に出してしまう。

また、順番が待てないことや自分の言い分が通らない時などにかんしゃくを起こしてしまいがちです。

このようなことは、発達障害の特性からくるものですので対策をとることで問題の解決につながります。

例えば、ついカッとなりやすい子には深呼吸したりコップ一杯の水を飲んで落ち着かせる。

友達の気にしていることを口にしてしまう子には、「友達が気にしていることはいわない」ことを
教えてあげる。

このようなコミュニケーション術や生活術を身につけていけば、本人も生活がしやすくなります。

 2-2.友達との関わりからソーシャルスキルを身につける 

社会生活をおくるうえで、必要となるコミュニケーション術や生活術のことをソーシャルスキルといいます。

ソーシャルスキルを身につけることで、友達との関わり方や接し方が円滑にしていけるようになります。

まずは、その子その子により不足しているソーシャルスキルが異なるので、その子にとって何が大切な
ソーシャルスキルなのかを考えます。

その子は、何につまずきどのようなことを取り入れたらうまくいくようになるのかをその子にとっての
傾向をつかむとよいでしょう。

次に、その子がつまずく傾向が絞れたらそこを中心に指導するようにしていきます。

 

2-3.無理に友達と関わることを強要しない配慮

発達障害のある子のなかには、人との関わりに苦手な子もいます。
特に、自閉症スペクトラムの子は人と関わることに大きな抵抗を感じている子もいます。

ですので、そのようなお子さんには無理に友達と関わるようにすすめるのではなく、
一人遊びを楽しんでいるのなら強要しないほうがいいでしょう。

親御さんとしては、友達と関わりを持てない子に大きな不安を抱えるかもしれませんが、
幼稚園や学校などの集団生活を通して、人との関わりを学んでいます。

本人は、そうした集団生活を通して努力してソーシャルスキルを身に着けているのです。

 

3.本人への告知

a0002_011939

発達障害のお子さんを抱えておられる親御さんのお悩みの一つに、「本人への告知」の問題があります。

これらに関しては、ケースバイケースであり一概に告知したほうがいいのか、あるいは告知はしないでそのまま
の状態でいたほうがいいのかはいえません。

それには、お子さんの年齢や理解力、困り感によって程度の差があるので見極めながら判断していく必要が
あると考えます。

また、告知する上でのポイントとして、特性は個性や性格のようなもので努力次第でなんとか困り感は減らせる
ことを伝えます。この時の注意点は、個性や性格なのであきらめようとならないことです。

さらに、お子さんの長所や、得意なことを本人に自覚させ自信を持つように努めます。

3-1.発達障害のことを知らせるべきか悩むときには

発達障害のお子さんを抱えておれれる親御さんは、本人が困っているので本人にどう伝えようかと
頭を抱えておられることでしょう。

発達障害のお子さんからしてみれば、自分が周りの子と同じことができないとかどうして自分の気持ちが
相手に伝わらないのだろうといった悩みで困っていると思います。

なかには、そうしたことで自分自身を責めてしまうお子さんもいます。

お子さんの理解力や年齢などを考慮しながら、本人を苦しめないためにもみんなとは少し違ったところが
あるかもしれないが、それは個性や性格のようなもので、努力すれば困り感を減らせることを伝えてあげる
ようにしてみてください。

 

 3-2.子供に伝えるときに注意すべきこととは

お子さんに発達障害のことを告げるときに、気をつけたいことは具体的な障害名を控えるということです。

なぜなら、お子さんは「発達障害」「ADHD」「自閉症スペクトラム」などと言われても、理解するのが難しい
ためそのあたりを無理にわからせるように曖昧な表現で伝えようとすることはむしろ逆効果といえます。

そのため、お子さんに伝えるときには、「みんなとは少し劣っているところがあるのよ」「他の子とは、少し
問題を解くのに時間がかかる」「みんなより少しだけ活発なところがあるのよ」などその子の行動特性に
ついて述べるといいでしょう。

しかし、「そのことはあなたの努力が足りないとか、がんばりが足りないことではありませんよ」ということも
伝えて、努力したり、やり方を工夫したりすれば、時間はかかるかもしれないけどできるようになるからね
本人に希望を持たせてあげることが大事です。

 

3-3.発達障害であることの長所も伝える

お子さんに発達障害のことについて伝えるときには、できないことを強調するのではなく
他の子にはできない優れている点もあることを強調するようにします。

どうしても、発達障害のある子のできないことや苦手なことに目がいきがちになりますが、
発達障害のある子は、素直なところがあったり記憶力が人より優れていたり、音楽や芸術
の才能に優れている子も多くいます。

このような優れたところもあることを伝えながら、一つの個性や性格のようなものだと認識
させてあげることが大切です。

 

4.地域の人への理解

a0001_012524

発達障害は、インターネットの普及などにより以前よりは認知はされてきましたが、まだまだ世間一般的には
発達障害について理解されている方は少数派というのが現実ではないでしょうか。

そこで、大切なことは地域の方や周りの方々に発達障害の行動特性に伝え、接し方などについても説明
しておいたほうが、偏見なども持たれにくくなります。

地域の方にお子さんはどういったことに困っていて、とくにどのような接し方をしたら良いのかを説明して
おけば、お子さんも過ごしやすくなると思います。

 

4-1.地域の人にも理解してもらうように協力を求める

生活上どうしても地域の方や親戚の方とのお付き合いの中で、お子さんの行動が周りの人を不快にさせる
ことがあるかもしれません。

そのようなときには、周りの方は「しつけが悪い」「落ち着かない子だ」「甘やかしているからだ」などの誤解
生まれ、偏見を持たれるかもしれません。

そのようなときには、周りの人に「この子は、落ち着が少しなくじっとしていれない性格なんです」などの
ようにお子さんの行動特性について伝えてみてください。

注意することは、障害名を告げないことです。「発達障害」や「ADHD」と伝えてもなかなか理解されなくて、
誤解や偏見を持たれやすくなるためです。

あくまでも、説明するときにはお子さんの行動特性について性格や性質などといった表現方法にとどめて
おいたほうがいいでしょう。

 

4-2.子供のとの接し方について配慮してもらう

地域の人や親戚の人などにお子さんと接するときには、お子さんを見守ってもらいったり支援してもらう
意味でもどのように接したらいいのかを伝えて置く必要があります。

まずは、お子さんの行動特性について説明して、「うちの子は頭や体に触られると嫌がるんです」
「大声で話されるとパニックになってしまうんです」「ダメだけだとどうしたらいいのかわからないので、

〇〇しようねと注意してもらえますか」などお子さんと接するときの注意点を具体的に伝えるといいでしょう。

このような関係を築いていくことで、お子さんも社会に溶け込みやすくなります。

 

4-3.地域の人からマナーやルールの大切さを教えてもらう

お子さんが将来社会に出て適応していくためには、周りに人たちとの理解とコミュニケーションが重要に
なってくると考えます。

そのためには、地域の人にもお子さんの行動特性について理解を得ている関係ならば、地域の方も
どのようにお子さんと接すればいいのかがわかりやすくなります。

そのうえで、お子さんの困っていれば声をかけてくれたり助けてもくれるでしょう。また、お子さんがマナー
やルールを破りそうなときには、注意もしてくれ見守ってもくれる存在にもなるでしょう。

注意をしてもらう時のも、「大きな声では注意はしないで下さい」「頭を触ることは控えてください」など
お子さんの特性について説明しておくことで、地域の人も接しやすくなります。

このようにして、上手に地域の方と接していく関係はこれからお子さんが社会生活を送っていくうえで
非常に重要なことだといえます。

 

公式無料メールマガジン

a0001_012528

心理学、人間関係論、精神医学、脳科学の観点からビジネス、仕事、お金の問題、

人間関係、健康問題についてわかりやすくお届けするメールマガジンです。

このメールマガジンを購読することであなたは、、、、

・より自然体で今よりも収入が上がるようになります。

・健康なこころと身体が手に入ります。

・パラダイムや価値観、考え方が変わるので、人生も大きく変わることが出来ます。

・家庭生活が円満になります。

・人生の楽しみが見つかります。

・自由な時間とお金が増えていきます。

・子育ての不安や孤独から開放されます。

・結婚相手が見つかるようになります。

・好きなことや得意なことを仕事にできます。

など、あなたのパラダイムを変えることにより、よりあなたらしく自然体であなたらしい働き方や生き方にシフトチェンジ
していくための非常に強力な効果のあるメールマガジンとなっています。

毎週月曜配信になります。

購読は、お好きなあなたのメールアドレスを入力して登録ボタンを押して、確認するボタンを押せば完了です。

わずか30秒で入力は済みますので、お早めにどうぞ!!

まずは、下記のサイトをクリックしてからメールアドレスを入力して登録ボタンを押してみてください。

今すぐクリックして内容を見てみる

無料メールマガジン「心の絆通信」