パニックが起きた時の対処法

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発達障害のある子が、パニック状態で困った
ときの対処法には次の4つのステップがあります。

ステップ1:なるべく刺激を与えないようにして、
興奮させないようにする。

ステップ2:自傷行為や危険な場所から遠ざける。

ステップ3:パニックがおさまるまでそばで見守る。

ステップ4:パニックがおさまれば、ほめてあげる。

以上の4ステップです。

注意点は、本人が自傷行為で頭を打ち付けたりした時には、
無理に頭や腕を押さえつけてやめさせないことです。

本人を刺激することになるので、逆効果になってしまいます。

そのようなときには、黙って見守るというのが得策です。

 

刺激を与えないで見守る

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発達障害のある子がパニックになったら、本人を
刺激しないことです。

普通はパニックは20分ぐらいで収まりますので、
それまでお母さんは静かにそばで見守ってあげて
ください。

その時に、兄弟等が近くにいる時には別の部屋に
移動させて本人を一人にします。

他の子がそばにいるとそれが刺激となり、パニックが
ひどくなってしまうためです。

お子さんの中には、自分の頭を壁にぶつけたり、
げんこつで自分の頭を叩き続ける子もいます。

そうした自傷行為には、頭と壁の間にクッション枕等を
はさんでみてください。

また、げんこつで自分の頭を殴るときには、お母さんが
お子さんの頭に手を当てて直接げんこつが当たる衝撃を
防ぎます。

やがて、パニックがおさまったら「えらいね。よくがんばったね」
などお子さんをほめてあげてください。

 

パニックのときの注意点

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パニックの時には、大きな声で「やめなさい!」と
叱ることはよくありません。

また、無理矢理お子さんの腕や肩を押さえつける
ことも逆効果となります。

これは、パニックになっているお子さんには、
体に触られることや音や光に対しては、刺激となり
お子さんの興奮をさらに高めてしまうことに
なるからです。

特に、自閉症スペクトラムのお子さんには、
感覚過敏のお子さんもいますので、頭や
肩などに触れられることに抵抗があるのです。

そのようなことが、かえってパニックを長引かせる
原因になってしまうこともあるからです。

 

パニックが起きないように配慮する

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パニックは一旦起きてしまうとおさまるまでに、
時間がかかります。

ですので、パニックにならないようにするための
配慮が大切になってきます。

お子さんがパニックを起こすたびに、本人や
お母さんのストレスも大きくなります。

また、何回かお子さんがパニックを経験すると
ある程度の予測はつきやすくなります。

パニックを起こさないように配慮を重ねて、
パニックの回数を減らすことで、お子さんの
精神状態も安定的になり、パニックも起きにくく
なるといわれています。

例えば、犬の鳴き声や赤ちゃんの鳴き声に
過敏なお子さんには、なるべくそれらの音が
聞こえないように配慮することが大切です。

また、部屋や机の配置換えや模様替えなども
急な変化に敏感な子に対しては、配慮が必要に
なります。

急な変更などは前もってお子さんに説明して
納得してもらうことが大切です。

 

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