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コミュニケーションは良好な人間関係の構築には欠かせません。

そのコミュニケーションには、さまざまな分類がありますが、今回は言語コミュニケーションと
非言語コミュニケーションについてまとめてみました。

言語コミュニケーションとは、言葉によるコミュニケーションのことで、非言語コミュニケーション
とは、言葉以外の表情、しぐさ、声の抑揚、服装、態度、モノなどを通したコミュニケーション
のことを言います。

目次 コミュニケーションの様態

1章 言語コミュニケーションと人間関係について

1-1.言葉の習得

1-2.言葉の特性とは

1-3.話し言葉とコミュニケーション

1-4.書き言葉とコミュニケーション

1-5.言語コミュニケーションと能力

1-6.言語コミュニケーションの限界とは

2章 非言語コミュニケーションと人間関係について

2-1.非言語コミュニケーションの重要性について

2-2.非言語コミュニケーションの機能とは

2-3.非言語コミュニケーションのチャンネル

3章 コミュニケーションのまとめ

1章 言語コミュニケーションと人間関係について

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コミュニケーションにはいろいろありますが、ここでは言語コミュニケーションと
非言語コミュニケーションに分けて考えていきます。

言語コミュニケーションとは、言葉によるコミュニケーションのことを言います。
これに対して、非言語コミュニケーションとは言葉以外の表情、態度、声のトーン、
しぐさ、服装などによるものです。

1-1.言葉の習得

人は、周囲とのコミュニケーションにより言語を習得していきます。
日本で生まれ育てば、日本語が自然と話せるようになります。

しかし、子どもはそのままでは日本語を話せるようにはなりません。周囲とのコミュニケーション
により言語を習得していきます。

このように私たちが言語を身に着けていくには、周囲の人々とのコミュニケーションが必要なのです。

そのようにして、子どもは3歳位で大人とほぼ対等のコミュニケーションができるまでになります。
人は周囲の人とのコミュニケーションにより、言語を習得してさらに周囲とのコミュニケーションを
図っていくのです。

1-2.言葉の特性とは

私たちは、言葉により主に情報の伝達を行なっています。

言葉により、対象物を指示したり、物事の状態を表現したりします。

また、私たちは言葉により自分の感情や考えを伝えることが出来ます。
例えば、時間に遅れた場合には「あっ、遅れた」ということにより、
あわてていて、遅れてしまったと思っていることを表現しています。

さらに、「ちょっと、遅れてしまいましたかね」ということで、
相手から同意を得ようとします。

言語の機能を更に細分化していけば、思考の道具、エネルギーの発散、
記録、知識や情報の伝達、社交などがあります。

言葉は、使う人や文化により少しずつ意味が変わるものです。

言葉は、生きもののように変化して、コミュニケーションの主な手段となっています。

1-3.話し言葉とコミュニケーション

私たちは、日常生活で何気なく会話を交わしていますが、ほとんど意識しなくてもスムーズに
会話を進めていくことが出来ます。

それには、意識しなくても会話がうまくすすめるように原則に従っているからです。

その原則の中に、「グライスの会話の原則」というものがあります。

基本的には、私たちの会話のほとんどはこの「グライスの会話のの原則」に従っていると
考えられています。

グライスの会話の原則は、協調性の原則と会話の4つの原則からできています。

グライス会話の原則

協調性の原則・・・会話の流れ目的に沿って話す。

会話の4つの約束・・・(1)量の約束・・・必要な情報量だけ話す。
          (2)質の約束・・・本当のことを話す。
          (3)関係の約束・・・話題と関係のあることを話す。
          (4)簡潔の約束・・・ハッキリと分かるように話す。

1-4.書き言葉とコミュニケーション

書き言葉によるコミュニケーションでは、相手の顔や声、容姿などが伺えないので
その分細心の配慮が必要となります。

まずは、文章を書く目的を明確にしましょう。

書き言葉によるコミュニケーションの目的は、大きく3つに分けることが出来ます。

1:手紙や電子メール・・・自分の感情や考えを個人的に伝える場合。

2:新聞記事、広報、報告書など・・・事実を正確に記録し伝える場合。

3:論文、提案書、評論など・・・自分の意見を主張する場合。

1-5.言語コミュニケーションと能力

私たちは、文法にのっとり言語コミュニケーションをしています。それにより、相手にスムーズ
に伝わり、自分の意見や考えを表現したりできます。

社会生活や人間関係の中では、場面ごとにそれに適した言葉や表現を使うことは
非常に重要です。

社会的な言語能力は、人と人をつなぐものだといえます。

また、言葉の意味や会話のルールを守っていてもなかなかコミュニケーションが
うまくいかないこともあります。

もともと言葉には、同じ言葉でも人によってあるいは地域によりいろいろな解釈
が起こることがあり、意味が全く変わってくることもあります。

そのためすれ違いが生じてしまうこともあるのです。

お互いに、どのくらいのコミュニケーションの流れや目的、相手を理解しているのかで
言語コミュニケーションの伝わりやすさが決まります。

1-6.言語コミュニケーションの限界とは

私たちは日常生活の中で、できるだけわかりやすく情報を伝えようとします。その一方で、
意図的に情報を隠したり、曖昧な表現をするときもあります。

また、相手とコミュニケーションをしながら相手の言葉の裏側を読み取ろうとして、
言葉に隠されたメッセージを読み取ろうとします。

このように、私たちは単に言葉だけでなく、コミュニケーションの状況や目的、イントネーション
などにより、言葉の背後にある膨大な情報を読み取りながらコミュニケーションをしています。

むしろ言語化されていない部分が多くあるので、それが言語コミュニケーションの限界といえるのです。
つまり、私たちは意識していなくてもそこを補いながらコミュニケーションをしているのです。

2章 非言語コミュニケーションと人間関係について

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非言語コミュニケーションとは、体や手の動きや姿勢、表情、服装、持ち物、相手との距離、位置関係
などの非言語的メッセージを通じて行うコミュニケーションのことを言います。

2-1.非言語コミュニケーションの重要性について

対人のコミュニケーションにおいては、情報の65%は非言語コミュニケーションから得ていると
言われています。

言語が7%、音声が38%、表情が55%という有名なメラビアンの法則では、非言語コミュニケーションが
情報の97%を占めている事になります。

このように、私たちの対人のコミュニケーションでは、言葉で伝えるだけではなかなか伝わらなくても
非言語によるコミュニケーションで膨大なメッセージが言語コミュニケーションでは伝えきれない部分を
補い、コミュニケーションをより明確化していると言えそうです。

2-2.非言語コミュニケーションの機能とは

非言語によるコミュニケーションでは、どのような機能があるのかについて、プリブルは以下の
5つの機能を上げています。

(1)確認・・・確認とは言語で表現した内容と同じことを非言語でも繰り返し、内容を強めたり
聞き手の印象を強めて、よりわかりやすくすることを言います。

(2)矛盾の解読・・・言語メッセージとは矛盾することを非言語メッセージが伝える場面もあります。
例えば、言葉では「好きではない」と言いながら目元は潤んだ瞳をしているなどです。

(3)補足・・・補足とは相手に対して「ありがとうございました」と伝えるだけでなく、
お礼の手紙を出したり、感謝の気持ちを笑顔で表したり、言語メッセージと非言語メッセージが
補足しあって自分の気持が伝わりやすくなることです。

(4)代用・・・代用とは「こっちにきて」というかわりに、手でおいでおいでとデスチャーしたり
することです。

(5)調整・・・調整とはコミュニケーションの始まりや終わりを、動作や表情で伝えることを言います。例えば、
時計を気にしたり、視線をそらしたりして終わりにしたいという意味に取られます。

2-3.非言語コミュニケーションのチャンネル

非言語コミュニケーションには、準言語、身体動作、接触行動、衣服・所有物・化粧、空間行動などがあります。

準言語・・・言葉そのものではなく、言語コミュニケーションによる様々な要素のことを言います。
例:泣く、笑う、あくびなど。その人の感情や状態を表すもの。例えば、低く響きのある男性の声は、聞き手に
信頼感を与え、説得力効果があると言われています。

身体動作・・・非言語コミュニケーションでは、最も多く使われ、動作、姿勢、表情などがあります。

表情の機能には、自分の感情を周囲に伝えるということがあります。また、表情は相手への共感
を深める働きがあります。

私たちには、どのような表情をどのような場面でどの程度表出してもいいかという表情の表出の
ルールを持っています。このルールは、時代や年代、文化、性別などにより異なりますが、
日本では、一般的に喜怒哀楽の表情はハッキリ出すことは慎まれてきました。

接触行動・・・撫でる、抱きしめる、触る、握手するなどの行動のことです。

例えば、母親と赤ちゃんのコミュニケーションの多くは、接触行動によって行われます。子どもの
発達にも大きな影響を与えます。

身体特徴・・・身体的な特徴には、身長、体重、頭髪、皮膚の色、体格、体臭、口臭、身体的な魅力などがあります。
私たちは、身体的特徴から男性らしさ、女性らしさ、頼もしさ、優しさ、親しみやすさとう印象を受け取っています。

衣服・所有物・化粧・・・私たちは、服装や持ち物、メガネ、香水、化粧などからその人の特徴や、趣味、感情、知性、
職業、年齢、経済状態、生き方、心理状態などのメッセージを受け取っています。

服装や持ち物等により相手とのコミュニケーションでも相手はどのような人なのか、自分とはどのような関係なのかを
考えながら行なっています。

空間行動・・・空間行動とは、空間をどのように使うかということです。対人距離と言われる相手との距離は、
相手との親密度を示すための情報となります。

・密接距離:15~45センチ   愛撫や慰め、保護、攻撃行動。

・個体距離:45~75センチ   親しい間柄の会話。

・社会的距離:120~210センチ   親しくない人や職場、社交的な場面。

・公衆距離:360センチ以上   公演や授業など一方的なコミュニケーション。

 

3章 コミュニケーションのまとめ

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インターネットやスマートフォン、SNSなどの普及によりコミュニケーションが盛んになり対人のコミュニケーションは
大きく変化しました。

コミュニケーションの変化には、言語コミュニケーションから言葉以外の映像や音楽、文字、服装、持ち物などによる
非言語コミュニケーションが中心になってきたといえます。

また、現代では一般の人でもSNSやブログなどにより自由にメッセイジを受信できることが可能となりました。現在でも
情報を伝えるためのコミュニケーションが基本ですが、一方で自己表現のためのコミュニケーションも多くなっています。

つまり、コミュニケーションの目的や手段が多様化してきていることがいえそうです。

 

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